自分に厳しい人、他人に厳しい人

分に厳しい人はどんな心理なんでしょうか?

自分に厳しい人、他人に厳しい人。

いろんな人がいますが、実はみんなそれぞれ
理由があってそうなっているんですね。

 

今回はその謎を紐解いていこうと思います。

 


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〜目次〜

①自分に厳しい人、他人に甘い人
②自分に厳しい人、他人に厳しい人
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1、自分に厳しく、他人に甘い人

自分に厳しい人 他人に甘い人

自分に厳しい人ってことは自分にストイックですよね。

ぼくも昔からどちらかというとストイックな方でした。
自分はしないといけない、やらないといけない

これは大体は子供のときの親の教育が大きいと思っています。

ぼくは、ちゃんとしないと殴られたり、
蹴られたりしていましたから、
自分で厳しくしないとあとで大変なことになるんです。

 

親は怖かったですから、反抗もできないですし言われるがまま。

 

精神論も叩き込まれていましたし
がむしゃらにやらなどうすんねん、って感じでしたからね笑

 

自分にストイックで、一度決めたことはしないといけない。

 

自分でストイックに追い込まないとダメな奴だと思ってしまう
こんなふうに過ごしてきました。

みんなからすれば、「すごいよね、よくそんなに追い込めるよね」とか言われるんですが、ぼくにとっては普通だったりします。

 

でも、ときどき追い込みすぎて
しんどくなるときがあります。

 

ぼくはよく口内炎ができたり、体調を悪くするとすぐに体に症状があらわれますから、
高校野球をしているときにはヘルペスにかかったりもして、練習ができない日もありました。

 

でも、ある日気づいたんです。

「おれ、そんなに頑張らなくていいや」、って。

 

なんでおれはこんなにもガムシャラに無理にやっているんだと。
こんなふうに思う自分はなんでなんだろうか、と考えたりしていくと
頑張る自分じゃないとダメな気がしている心理に気づいたんです。

 

そしてもう一つ、自分がやたらとストイックになると
なにが起こるかを見つめ直しました。

 

すると
周りの人を馬鹿にすることが起こるんだとわかりました。
あるいは、
自分に優越感を感じてしまう

 

自分は頑張っている、あいつらは頑張ってはいない

だから、おれはアイツらより上だ!

 

こんなふうに。

 

これが自分に厳しく、他人に甘い人の心理です。

頑張る必要があるんです。

 

その努力が現実を変えているか変えていないか、に関わらず、
とりあえず、ガムシャラに頑張っていれば、優越感は感じます。

 

おれはアイツらとは違う、という特別感も湧いてきます。

 

でも、それって結局は劣等感の表れだったりするんですよね。

 

劣等感がある

何かで自分の価値を上げないといけない

自分がガムシャラに頑張ることで他人より違うんだ(特別感)

優越感によって価値が上がったと錯覚

(もちろん全てのケースがそうとは限りません。)

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ここでとまれば、自分に厳しい人、他人に甘い人、で終わります。

しかし、

 

 

2、自分に厳しい人、他人にも厳しい人

自分に厳しい人 他人に厳しい人

これは、また別の要素が入ってきます。

あるいは先にいうなら、さっきの図に付け足すことができます。

劣等感がある

何かで価値を上げないといけない

自分がガムシャラに頑張ることで他人より違うんだ(特別感)

それにプラス、さらに他人にも厳しいことを強制

そのきびしいことができない人を見て
「おれはできる、あいつらはできない」という感覚(優越感)

 

(今回も、このケースが全てじゃないことはご了承願います。)

 

また、さきほどいった別の要素とは、
受け入れる、ということができないことです。

 

つまり、他人を自分のものさしでしか見られていないということ。

 

人はそれぞれ違うし、違ってていいんです。

でも、他人にもきびしい人はそこが乏しいんだと思います。

 

おれは厳しくストイックにしないといけない

おれはストイックにして頑張っている

おれはやっているのになんであいつらはできないんだ

ここで他人と自分とのギャップが出てきます。

 

そして、そのギャップが受け入れきれず、そこに不満が生じるんです。

ストレスを感じたり、自分に厳しくしていない人をバカにしたり、、、

 

ぼくもそうだったからよくわかります。

でも、いいんですよ。
そんなに頑張らなくても。

 

頑張っても頑張らなくても、あなたはあなたです。

 

なにも頑張っている自分がすごいんじゃないし、
頑張っている自分が価値があるわけでもないんです。

そして、もともと自分が100%の価値があるんだとわかったとき、他人に厳しくする必要がなくなります。
結局はさきほどいったこれなんです。

 

頑張る自分じゃないとダメな気がしている心理に気づいた

 

あとは他人を受け入れられるようになること

 

でも、他人の違いを受け入れられるようになるには、
結局は自分が自分自身を受け入れないとできないんです。

 

自分がありのままの自分を受け入れられるからこそ
他人も受け入れられるんです。いまのままの自分を愛する。

結局はこの前にもいっている通りここに行き着くんですね。

 

自分に厳しい人はもっと自分をゆるしてやってみてください。
もっと、楽にしていいんだよって。

 

そして、頑張っている自分だけが、自分に厳しくしている自分が
すごいんじゃないんだって声をかけて欲しいんです。

 

実はこの記事、ある人に向けて書いています。
もしかしたらその人は見ていないかもしれませんが笑

 

でも、これは他に人にも共通する考えですし、
またこれから出会っていく中でこういった人に出会う機会もあるとおもいます。

 

そのときに、ひとつの見方として知識があれば対応が楽になると思うんです。

 

「なんだよ、あいつおれらにきびしくしてよ、嫌なやつ」

じゃなくて、

「もしかしたら、こんな心理なのかもしれないな
本人が本当は苦しんでいるのかもしれないな」

 

って、思えたら見えてくる世界もかわってきますよね。

 

では、このへんで。

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2 件のコメント

  • とてもアドラー的ですね
    僕は最近アドラーの本を読んでから僕の父親についてアレコレ考えてました。父親は『自分に厳しいのはもちろんのこと、他人に厳しいく優しい時もある人』です。ようやく彼について理解できるようになったのですが、あなたに完全に共感しました。子供の頃の境遇や劣等感、コンプレックスの事はまさにその通り!て思います^^ ただし皆さんのために一つ補足入ります^^父は我々子供にはとても厳しかったです。その理由は以下の2つだと思っています。
    一つは、自分に非常に厳しいから(筆者の言う理由で)
    2つは、子供を自分の事のように考えているから、です。
    自分に厳しい人は愛情の深い相手にも往々にして厳しくなるのかなと思います。だから厳しくしてくる人に単一のレッテルを張るのではなく、これは一つの愛の表現なのでは?と考えてみることにしています。

    • コメント、それから知識、経験のシェアありがとうございます。

      父親が愛あるからこそ
      他人にも厳しくしてしまう

      確かにそういったことはあるかもしれませんね。

      そしてそれを分かった上で父の行動を見るのと
      なぜかわからないまま父の行動を見るのとでは
      だいぶと違いが出てきますね。

      父親との関係が「見える」と
      余裕を持った状態でいれます。

      コメントありがとうございました。

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