【下克上英語】日本語にはない冠詞、無冠詞を使いこなせ!

(記事はストーリー展開されていますが、途中から読んでも大丈夫なようになってます。)




《あらすじ》
大学2回生の井上は、何もない日常を過ごしている時にある一人の男に出会う。
男の名は竹本智史。

毎日話していくたびに彼の話に魅了されていく井上はある日、竹本が行っているプログラム(英語力と教える技術のスキルを身につける)に入らないかと誘われる。
英語と人を育てることに関心があった井上はその誘いを受け、新たな一歩を踏み出すことになった。







「前回の続きからしようか。」


竹本さんの一声でセミナーが始まる。前回は a と the の使い分けだった。
それぞれをイメージとして捉えていく。竹本さんの授業は個人的にはすごく楽しい。

情報がありすぎてしんどい時あるけれど笑


「前回は冠詞の中でも、a と the しか言わなかった。けれど実はもっと言いたいことがたくさんある。

だから今日は、これら以外の話をしていこう。」


竹本さんはいつもエネルギッシュ。こっちが気で圧し負けないようにしないと。


「では今から例文を書くから、それがどう違うのか実際に考えて欲しい。」


そういって竹本さんはホワイトボードに例文を書く。


① This is a salmon

  ② This is salmon


この例文はどう違うのかな?」


①と②、、、どう違うのか。①は一匹のサーモンで、②はサーモン、、、あれ?笑

隣の人も頭を抱えていた。竹本さんがしばらくした後、口を開く。


「一度思い返して欲しい。冠詞がつく、特に a がつくものって英詞がどのようなものだろうか?」


女の人が答える


「たぶんですけど、数えられるものです。」


「そうだね、その通り。①は一匹のサーモン。特に問題はないと思う。じゃあ②はどうなのかというと、

形のないサーモン、つまり、食べる前の状態のサーモンなんだ。」


形のないサーモン、、、フレークもそうか。寿司の状態も同じ、、、


「冠詞を使うか使わないかで、たったひとつあるかないかでニュアンスが大きく変わる。

それが大事。だから、

③I like a cat
 ④I like cat


で、間違って④をいってしまったら自分が猫の肉が好きだよ、って話になる。

学校で猫は可算名詞だ、と教わったかもしれないけれど、そうじゃない。

大事なのはその話者のイメージ。名詞に可算、不可算が定義されているわけじゃなくて、

話者がどう感じているかが言葉に反映される
。」


そうか、形のないものが冠詞のつかないもの。もしかしたら今まで犬とかを犬の肉、みたいに言っていたのかも、、、

そう思うと少し恥ずかしい気持ちになった。


「他にも、、、」


と竹本さんは話を続ける。


⑤ I had a lot of beer
⑥ There are many beers


この場合の違いはもうわかるよね?」


竹本さんがこっちを見てくる。


「えーっと、⑤はビールをたくさん飲んだって意味で、

⑥はたぶんビールの種類なんじゃないかなと、、、」


「その通りだ! よく理解できてるね。じゃあ

⑦ I go to school by bus

はなんで school に冠詞がつかないのか、なんで bus にも冠詞がつかないのか

もうわかるよね?」


竹本さんは次に後ろの男の子に目をやる。


「はい。 school は学校じゃなくて、学校教育っていう形のないものを表しているから

そして、 bus はバスじゃなくて手段としての形のないバスを連想させているから、、じゃないですか、、、?」


あ〜、それだ。僕はわからなかったのに。この人やるな。


「合ってるよ。自信をもっていいなよ笑 もうだいぶみんな理解しているようだね。」


みんなの理解力が一気にあがっている。負けてられない。もっと頑張らないと。

そう思っていたとき、ある疑問が浮かんできた。


「あの〜」


「どうした?」


「冠詞のつかないのはわかったんですけど、鹿っていつでも複数形じゃないですか?

あれってこれで説明できますか、、?」


いい質問で少しでも体裁を保とうとする自分がいる。


「うん、するどい質問だね。

一回整理すると、冠詞がつかないものは

目で見えないもの(love information knowledge,,,) 
切ってもオッケーなもの(cloud cheese water,,,)
全体を表すもの (police family,,,)


この3つだ。で、deer は何故複数形にならないのかというと、3つ目の全体をあらわすものに含まれるからだ。

でもね、、、」


一瞬間を空けて話を続ける。


「それだったらライオンも犬も全部複数形扱いにしたらいいんじゃないか、という話になるんだけど

そうじゃない。」


どういうことだ、、、?


鹿って、英語圏の人にとって群れでしか見てないんだよ。もっというと一匹一匹を見ていない。

いつもいる時は群がっている鹿を捉えているからいつでも複数形扱いをする。

逆に言えば、もし鹿が身近な動物だったなら、ちゃんと a deer, two deers とかいうようになるはずなんだ。」


ここでも話者のイメージか。

じゃあ、奈良県には鹿がたくさんいるけれど、地元の人が英語を話す時は two deers みたいに言ってもいいってことになる。


「いい質問だったね。今回は文化的なニュアンスも入ってきたからややこしかったのかもしれないけれど、

意識すべきことは常に話者のイメージ、気持ち。そこを見てやれば丸暗記の英語には決してならない。」


じゃあ、これで、といってさっそうと出て行く竹本さん。

今日は俺も早く帰って復習三昧だ。









下克上英語の原点

丸暗記の勉強よおさらば〜ネイティブに近づく下克上英語〜



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