「この人成長してねぇな」って思ってしまった瞬間

【この物語はフィクションです】

最近色んな人から悩み相談が多い。
女性の場合もあるし、年配の方からもきたりする。

まあそれが自分の魂を震えさせることでも
あるわけだから全然いい。

だが、聞く意味のない悩みもあるわけで。

と思っていた頃にラインのメッセージが来た。

”今日なにしてんの〜。飲むからおいでよ”

友人からだ。

今からか、、、まあ時間があるし
飲み会に来るメンバーも久しぶりに会うし行くとするか。

そうやって家を出て待ち合わせ場所へ向かう。

でも、遅かったせいかみんなは先に居酒屋に行っていた。

「遅かったやん、ゆうき〜」

みんなが出迎えてくれたが、もう結構飲んでいる感じだった。
みなの顔がホッテリと赤くなっている。

しばらく普通に、夏になにをしたとか、
バイトがどうのこうのとか話をしていたが
急にまじめな話になっていった。

その場には8人いたのだが、そのうちの
一人であるまさとが悩みを打ち明け始めた。

「あのさ、ほんと困っててさ〜、、、」

永遠と話が続く。

最初にも言ったが悩みを聞き相談に乗ることは
別に嫌いではない。

でも、彼の悩みは悩みでなかった。
聞く気がしなかった。

だから彼の周りの4人に任せて
こっちの4人は普通に話していた。

そのメンバーの一人が言う。

「ゆうきやったらあいつ(まさと)の

相談に乗ってあげられるでしょ!

向こうに行って話聞いてあげなよ。」

「いや、あれは乗る必要はないよ。」

「え〜、なんで??」

「話を聞いても無駄だから。」

友人の頭の上には???が浮かんでいた。
まあ、ちゃんと説明しないとわからないか。

「あいつさ、2ヶ月前と同じ悩みを話してる。」

「ああ、そーなんか。」

「うん。だから話しても無駄なんだよ。

今のあいつは悩みを解決したいんじゃない。

悩みを振りかざして注目を浴びたり、

自分を正当化したいだけなんだよ。」

「おまっ、さすがにそれは言い過ぎじゃ、、、」

友人の眉間にシワがよる。

正義感が強い彼にとっては冷たい言い方に捉えてしまったんだろう。
でも、別に突き放しているというわけではない。

「いや、もしそうじゃないのなら悩みが変わっているはず。

悩みの内容が2ヶ月前と全く一緒ってことは

そもそも解決しようって思っていないってことだよ。

口では解決したい、どうにかしたい、って言ってるけど

本心では解決したいって思っていない。

それが見える以上、相談に乗っても無駄だし

アドバイスしたところで心には響かない。」

「まあ、そうかもしれんけど、、、」

友人の顔にはまだ少し曇りが残る。

「あいつに直接そのことを伝えてもいい。

お前は悩みを解決したいって思ってないんだろって。

でも、まだいいかなと思ってたりしてる。」

「そっか。お前そんな風に考えられるんやな。」

「まあ、いろんな人の話を聞いているからな。

多少経験があるだけで、そんな大したことはないよ。」

「すみませーーん、ラストオーダーの時間でーす!」

もうそんな時間になってしまった。
きっと読者さんからしたら数分も経っていないだろう。

それだけこちらの世界は時間が進むのが早いってことだ笑

「じゃあ、ウイスキーロックで!」

最後にいきがってウイスキーを頼むところ、
昔と変わっていないな、俺は。




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