英語力を鍛えるのにはたくさんの力があるので一概にこれが英語力だ!とは言えません。
その中で発音というものも英語力を伸ばす上で必要なものではあるでしょう。
(と言いつつ、発音なんてあまり気にしなくていいんですが、、、)
僕は去年一年間留学していましたが、別に留学したから発音が上手になったわけではありません。
タイトルの答えを言うなら、
完全にNO!!
ですね笑
留学しても発音なんて伸びません。
発音の仕方なんて向こうで聞くだけでどうやってわかるんですか?
わかるわけない
てことで、留学に行ったら発音がうまくなって綺麗に話せると思っている人、気の毒かもしれませんが、その希望は潰してください。
確かに多少は上がるかもしれませんが、それは一年間という時間を考えたなら、コストパフォーマンスが低いです。
実際に留学に行っても、ほとんど発音が変わらない人はたくさんいました。
たくさんどころか、変わっていない人さえいます。
じゃあ、どうするんだ、という話ですが、
それは
発音の仕方を身に付ける!
これですね。
当たり前ですが、、、
僕はこのブログで何度も留学に行く前に勉強しよう!と言っているわけですが、
この発音に関しても同じです。
ネイティヴの人たちは子供の頃から何度も発音し、その都度親に矯正されながら正しい発音を身につけていきます。
ですから、僕たちが留学に行ったとしても、ほんのちょっとの時間でなんとかなるレベルではありません。
ましてや、発音の仕方なんてまともに教えられないでしょう。
(日本語で考えてみてください。ラ、や、ダ、をどうやって発音し分けるか、あなたは説明できますか?)
だからこそ、今日本にいる間にやるしかないんです。
日本では日本語で英語の発音の仕方を説明してくれている本たくさんあります。
もしくは英語を必死に一から勉強してきた日本人なら発音の仕方を教えてくれるでしょう。
帰国子女は教えられません。
(何故なら全て経験、感覚で養ってきたからです。)
だから留学から帰ってきたからといって発音がよくなるわけではなく、
それは自身の努力でしかないわけです。
しかし、実は留学で身につけられるものがあります。
それは何なのかというと、
イントネーション!!
発音は聞いただけでは身につけにくいけれど、イントネーションは比較的何とかなります。
さらに、英語話者と会話をするときには、発音よりもイントネーションの方が非常に大事になってきます。
発音上手でイントネーションイマイチなのと、
発音下手でイントネーションがいいのなら、
後者の方が圧倒的に理解してもらいやすいです。
それは日本語という言語が、イントネーションをほぼ必要としていない言語であるのに対し、
英語はまるでリズム、音楽のような話し方をするからです。
この図をみてください。
英語と日本語の話し方の違い
これが英語と日本語の違いです。
強弱をリズムのようにつける英語と、淡々と同じ高さのままが続く日本語。
英語圏の人からすると、この日本語の独特な話し方はどうも聞き取りづらいようです。
彼らが「ありがとう」という時、「り」をやたらと強く発音したりしますよね?
僕の名前は「サトシ」ですが、いつも「ト」を強く発音されて「サトシ」みたいな呼び方をされていました。
ですから、イントネーションも大事なものだと言えます。
僕は音読をするときに常に発音の仕方を確認しながらしていました。
口の動かし方、下の動かし方、それを部屋で何度も繰り返してやっとマシになった感じです。
(そんなに上手くはないですが、、)
意図してやらないと、絶対身につかないものですし、練習しないと変わりません。
音読学習は非常に効果的な勉強方法ですから、その時にどんどん発音を練習するといいでしょう。
学校でプレゼンがあるのなら、常に意識しながらしてみる、
独り言を英語でつぶやくときも口の動かし方を意識する、
そんな地道な努力が綺麗な発音を手に入れる一歩だと思います。
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