こんばんは、久次米です。
実は11月25日に「関西教育フォーラム」
という講演会に行ってきました。
京都大学で、
「学校×塾×家庭で対話する
”その子らしさ”を引き出す
新時代の教育」
というテーマで行われたものです。
特に後半戦ですごい中身の濃い話になって
学びや気づきがたくさんあったのですが、
その中で1つビリギャルの先生でもある
坪田先生がおっしゃっていたことを
少しお話ししようと思います。
最初に坪田先生はこんな質問をされました。
「よく、挨拶を元気よくしよう、
と言いますが、
挨拶が大きくできる人
挨拶が普通の声でできる人
挨拶が小さな声でしかできない人
それぞれが将来どんな風になって
挨拶によってどんな効果が出て
どんなメリットがあって、という
科学的な根拠を持って挨拶教育を
しているかたはいらっしゃいますか?」
その質問にもちろん手を挙げた人はいません。
そこで坪田先生が言いたかったことは
「あなたのしているその指導は
根拠があってやってますか?
それとも今までやっていたから
という過去の常識の流れで
しているのですか?」
ということなんですね。
これを聞いた時、高校での髪型のルールの
ことを思い出しました。
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僕が教育実習に行ったときに、
「ツーブロックをしている生徒は
許してはいけません。
それがエスカレートしてモヒカンに
なったり、髪型が緩くなる恐れがあるからです」
というはっきりいってわけのわからない
理屈を並べてツーブロックを批判していました。
でも、よく見てください。
社会人でツーブロックの人が
どれだけいることか。
むしろ、ツーブロックで印象が
よくなった人もいるはずです。
じゃあ、ここにツーブロックをすると、
髪型が緩くなる、というエビデンスはあるのか?
実際に調査して出てきた答えなのか?
それとも憶測で話をしているのか?
という話になってきます。
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僕はとてつもない違和感と
嫌悪感を抱いたのを覚えています。
こんなことを思い出しましたが、
坪田先生のいうように本当に自分が
していることは意味があるのか?
根拠を持って言えるのか?
それを自分で自分に問うてみる。
それが新しい時代へと進む
鍵なんだと思います。
まずは疑ってみる。
自分が当たり前だと思っていたことについて
深く向き合ってみる。
その姿勢の重要性を坪田先生から
教えてもらいました。
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