授業をしたいんだけど、なかなか
生徒がやる気を出してくれない。
なんだかざわついて集中できていない。
そんな悩みがあったりすると思います。
実際に僕は塾講師をしていたり、家庭教師、
また中学校でのお手伝いなどで授業に参加
していますが、
その中で生徒をいかに授業に集中させるか、
切り替えさせるか、というのがかなり重要に
なってきます。
いや〜、それにしても大変ですよね笑
〜目次〜
1、生徒の授業集中は初めの1分で決まる!
2、科目別、ウォーミングアップのコツ
3、とっておきの〇〇をしてみよう
目次
1、生徒の授業集中は初めの1分で決まる!
授業開始がなんといっても一番大事です。
というかそれが全てを握っていると言っても
過言ではありません。
最初でピシッと決めないと、その後ズルズルいって
しまって、なかなか切り替えられない現場を何度も
目の当たりにしてきました。
これは別に勉強だけではなく、スポーツだって
同じです。
あなたがスポーツをするとき、最初から全力で
動いたりしますか?
必ずストレッチをしますよね。
そう、勉強にも勉強のストレッチが必要なんです。
運動するときはしているのに、勉強しているときは
しないなんておかしいですよね^^
2、科目別、ウォーミングアップのコツ
最初からいきなりきつい運動をしないのなら
勉強だって、軽めのストレッチをします。
例えば、
英語なら音読をしたり、
単語のテストをしたり
スピーキングの練習を軽くしたり
数学なら軽めの計算をしたり
百ます計算をしたり
国語なら漢字の復習をしたり
音読をしたり
社会ならその日に勉強する内容の概要を
先に通して説明したり
前回の授業での復習を取り入れたり
理科なら公式を確認したり
簡単な計算問題をしたり
前回習った内容の復習をしたり
別にこれとは限らず、色んな方法が
あると思います。
勉強の「ストレッチ」ができるのならなんだって
いいんです。
また生徒によって変わってくるので、
例えば、科目関係なしに百ます計算を
してから勉強をする、って生徒もいました。
こうやって、授業の開始に何かをすることで
ウォーミングアップだけでなく、「儀式化」もできます。
これをすれば、勉強スイッチが入る
と言った簡単な儀式です。
これをずっと続けていくことで、自然と
スイッチが入っていきます。
何度も続けて習慣化が作ればこっちのもの。
あとは本人が勝手にしてくれます。
だって勉強スイッチなんだから笑
3、とっておきの〇〇をしてみよう
最後に紹介するのはこれ。
そう、瞑想です。
これはやりかたをきっちりすれば、かなり
効果を発揮します。
学校なら、休み時間生徒は遊び呆けて
色んな雑念が頭の中をよぎってきます。
塾でなら、塾に急いで来たのかもしれないし
塾に来るまでに遊んでいたのかもしれません。
その流れを断ち切って、心を整えるのに
一番いい方法が瞑想なんです。
僕が生徒とともにしているのが、
1分間目を閉じて腹式呼吸をしてやる方法です。
鼻から吸って、口から吐く。
そして最初は呼吸に意識を当てます。
胸が動いていることを意識したり、
鼻から息が出ているのを感じます。そうしたら、次は外部に意識を向けます。
自分の肌が感じているもの。
外で聞こえる音。
椅子に座っている感覚。そういった外の感覚に意識を向けてやります。
それを口頭で生徒に伝えつつ、交互に
繰り返して1分ほどする。そうすると、自然と頭の中がクリアーになって
ピシッと切り替わります。
これをすると、寝てしまう生徒がいるんですが、
そこを踏ん張って眠気を超えるととてもクリアーに
なります。
だから生徒の状態に合わせてしたりしなかったり
しますが、効果はあります。
一番意識して欲しいのは、生徒のグチャグチャした
頭の中をすっきりさせることです。
それができるのであれば、瞑想なんてしなくていいし
他のやり方でもしてもいいです。
ただ、切り替えができていないのに、そのまま
授業を進めてしまったり、ずるずると行くと
生徒は集中しないし、先生は何回も注意しないと
いけないし、、、、、
大変です笑
だから授業の前に生徒の様子を確認して
「あっ、ざわついているな!」
と感じたらすぐにクリアーな頭にしてやる。
それが一番大事なところです。
ということで、授業開始の1分が生徒の
やる気を引き出す重要なタイミングだという
ことをぜひ知っておいてください。
あなた自身でどんどん工夫しながら
ここにかいてあること以外でも生徒に
有効なものはあるはずなので、
実験を繰り返しながら、その生徒オリジナルの
授業開始直後のウォーミングアップを取り入れてください。
ではこの辺で!
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