このブログで何冊かは推薦図書の紹介をしているのですが、今回は新しい年を迎えるに向かってふさわしい本をお届けします。
それはこの本。
池田潤さんの4作目の図書です。
さて、簡単にこの本の内容を話しておくと、
この本は決して何かの知識を与えてくれるものではない、ということです。
これをしたら成功するよ
あんなことをしたらいい結果になるよ
僕みたいになったらうまくいくよ
そんなことではなく、僕たち1人1人が本来持っている武器を見つけよう、って内容なんです。
今までの成功哲学、成功するようにと向けた本は、その人の成功経験が書かれてあるだけでした。
でも、それでは人は成功しません。
なぜか?
それは自分をないがしろにして、成功者の真似事をしても意味がないからです。
最初に言ったように、人にはそれぞれ武器があります。
僕たちには1人1人備わっている才能があります。
それを生かすことが成功へとつながる秘訣なんです。
しかし、多くの本では本人のことが書かれてあるだけ。
でもそれはその成功した人が武器を発揮しただけであって、僕たちがその武器を持っているとは限りません。
イチローが持っていない武器を僕たちは持っているし
マイケル・ジャクソンが決してできないようなことを僕たちはできるし
エジソンには苦痛だったことが僕たちにはできます。
それは個人個人によってまったく違う。
その武器を発揮して、トコトン磨いた時、本当の成功が手に入ります。
その武器の
重要性
見つけ方
発揮の仕方
を教えてくれるのがこの本なんです。
新年を迎えた今、目標を掲げたかもしれません。
もっとやりたいことがあるのかもしれません。
去年やり残したことがあるかもしれない。
それを自分の武器で達成してみませんか?
自分の武器を見つければ、スイスイとことは進んでいきます。
だってそれが自分の武器だから。
例えば、僕の例を出すと、
僕は本当にビビリなんですよね。
(この話は潤さんと結構似ているんですが、、、)
もっと言うと考えなくてもいいことまで考えてしまうんです。
それは子供の頃の親の教育や少年野球のコーチの影響です。
罵声を浴びせられたり、失敗したらすぐ怒られたりしたせいで
いつもビクビクしていたんです。
わずかな顔の表情でその人が怒っているのかどうか、
まだいけるのかどうか
相手は何を考えているのだろうか
そんなことを四六時中考えていたんです。
そんな僕が嫌だった。
だって
いつもビクビクして、考えなくていいことまで考えて、
こんなことをしたら怒られるんじゃないか、
こんなことを言ったら殴られるんじゃないか、
嫌われるんじゃないか、
ずっとこんなことを考えていたからです。
でもそんな嫌な自分が、実は武器だったんです。
僕にとって他の人の考えていることを読み解こうとするのは当たり前のこと。
でもみんながそうではないんですよね。
逆にこのおかげで、
僕は空気を読めるし、
人の表情で思っていることを敏感に感じ取れるし、
人間関係を円滑にできるし、
いいこともたくさんあったんです。
他にも、僕は昔から書くことが好きでいくらでも書けるんですよね。
それも武器なんです。
みんなには苦痛かもしれないことが僕にとっては当たり前。
空気を吸うかのようにできる。
それってちゃんとした武器です。
同じようにみんなにも武器があります。
ない人なんていない。
必ずある。
話すのが得意な人もいるかもしれないし
コツコツと作業をするのが得意なのかもしれないし
みんなをまとめるのが得意な人もいるし
耳で物事を覚えるのが得意な人もいるし
笑いを取るのが上手な人もいる
物事を考えまくることが好きっていう人もいるし
考えるより行動だ!とって飛び込む人もいる
ぜーんぶそれぞれ個人の武器です。
それを見つけよう。
もっと大事にしていこう。
これがこの本の内容です。
この本と共に自分の武器を見つけていきませんか?
僕の推薦図書です。
一緒に去年よりもっと良い1年を送りましょう!
コメントを残す