なぜ人は嘘をつくのか、いつもとは違う視点で考えてみる

嘘をつく




人は嘘をつくときがあります。
それをこんな見方から捉えてみましょう。



【この物語はフィクションです】


居酒屋でのこと。
大学2回生のゆうきは先輩(畑中、主人公)と飲みに来ていた。


「畑中さん、ちょっと考えていることがあるんですよ。」


「どうした?」


「僕、嘘をつく人が何でそんなことをするのかわからないんです。」


その子は本気で言っているようだった。


「僕あんまり嘘をついたことがないんです。

というかないです。だから友達が嘘をついても

全然わかんないし、後で聞かされて初めて気づくんです。」


「なるほどな、何で嘘をつくのか、か」


「僕見抜けないし、そういうことをしないから

その人の気持ちがわからなくて、、、」


ゆうきは真剣に悩んでいる。
そんなことを考えている方も相当珍しいと思うが、、、


「それはどうだろうな〜、一概にこれだ、っていう理由をパッとは言えないけど、

そのうちの1つは言えるかもな。」


「何ですか、それは??」


食いつきようがすごい。
そんなに知りたいのか、、、笑


「それは自然体でいられないからだよ。」


「自然体??」


「うん、ありのままの自分で居られるってこと。

素直な自分でいいってこと。それができないから嘘をつくんだと思う。」


まだゆうきはピンときていないようだった。


「もっと言うと、この前話したかもしれないけど、

自己愛が少ない、ってことなんだ。」


「また、自己愛ですか、、、」


「これって非常に抽象度の高いものだから、

いろんなものに応用が効くんだよ。今回も

自己愛という視点から見てみると分かりやすい。」


なんだかなー、という顔。もう少し説明がいるようだ。


「自分が自分自身に対して愛情を持っていたなら、

つまり自分には無条件で価値がある(100%)んだと思っていたなら、

自然体で居られる。

でも、それがないと偽りの自分を作るしかない。だって自然体の

自分は低い状態だから、嘘で価値を上げるしかないんだよ。」


「足りない部分を嘘で補うってことですね。」


「そういうこと。たとえば自分に自信がない人は自信をつけるために

彼女がいないのに彼女がいる、と言ったり、

過去に大したことしていないのに、昔は試合で優勝したんだ、

みたいな嘘をつくことがある。

それはありのままの自分に価値を感じていないから、

彼女がいる、っていうことで周りの評価を得ようとする、

昔のすごい自分を見せつけることで、すごいアピールをして

自分を価値あるように見せるんだ。」


「あ〜、だからか、、、」


「思い当たる節あった?」


「はい、何人か似たような感じです。

あとは、他人に反対されるのが怖いから自分の意見を言わないとか。」


「うん、それもそうだね。

結局は自己愛なんだよ。

逆に言えば、ゆうきはそれをちゃんと持っているってこと。

そこは自信を持っていいし、堂々としたらいい。

だから嘘をつく必要もないし、ありのままの自分で居られる。

それってゆうきの1つの長所なんだよ。」


「これが長所になりますかね、、?」


「なるよ、てかなってるわ笑

自己愛って本当は誰でも持てるものなんだけど、

いろんな想念や間違った常識に縛られて

なくなってしまうんだよね。

こういう俺も昔はなかったし。」


「えっ、先輩もですか?」


「そう、そんな自分が嫌で勉強したし、セミナーにも行ったし

お金も使ったけれど、それでようやく今までの自分が間違いって気づいた。

ゆうきはそんなことをしなくてもあるんだから、もっと他のことに

お金や時間を使える。もっといろんなことをしたらいいんだよ。」


「、、、そうですか、、、」


「ま、何かひっかかるならまだまだ時間あるし話そか。

すみません、ビール二杯お願いします!」


「はいよーー」



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