ロビンを闇から救ったルフィの行動とは?(自己愛をマンガから考える)

ンピースの中でニコ・ロビンというキャラクターがいます。

彼女はとてつもない歴史を持っているわけですが、
その過去が彼女を苦しめていました。

そん苦しさから救ったのが他でもない
ルフィ達の無償の愛でした。

今回は「自己愛」をマンガを通して考えていきたいと思います。

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少しだけロビンのことをお話しすると、
彼女は考古学の聖地「オハラ」というところで生まれました。

そこでは歴史上の「空白の100年」を解き明かすための研究がされていました。
ただし、それは政府によって禁止されていたのです。

(未だにその100年に何があったのかはマンガの中でわかっていませんが、、、)

その研究を続けて、踏み込んではいけないところまで踏み込んだ
オハラの研究員たちを亡き者にするため、

政府は「バスターコール」と呼ばれる戦力を投入し、
その島ごと跡形もなく消してしまいました。

その唯一のいきの残りがロビンだったのです。

彼女は幼少時から「ハナハナの実」と呼ばれる悪魔の実を食べて
周囲から嫌われていました。

そこにプラス、オハラの生き残りだとして
懸賞金7900万ベリーをかけられ
人々から追われる羽目になったのです。

毎日毎日逃げる日々、
やっと見つけた、と思った働き口でも
懸賞金に目がくらんだ人によって政府に知らされ

どこにいても安心できるところはありませんでした。

そんな毎日を過ごして、
彼女は自分は生きてはいけない、と感じるまでになります。

その代表が、ロビンが政府に捕まり、
エニエスロビーと呼ばれる政府の司法の場所に連れて行かれた時でした。

彼女は自ら政府に捕まったのです。

それはルフィ率いる麦わらの一味に被害が及んでしまうから、
でした。

今までは散々と仲間を裏切ってきたロビンも、
こんなに優しく温かく迎え入れてくれたルフィ達に
迷惑をかけたくない、

私のせいでルフィ達を政府に殺されたくない。

その思いで自分から政府に捕まったのです。

そして自分が処刑されることでことを終えようとした時に、
エニエスロビーに麦わら海賊団がやってきます。

ロビンは言います。

いつか重荷に思う!!!!
いつか私を裏切って捨てるに決まっている!!!

それが一番恐いの!!!
、、、、、、だから助けに来て欲しくもなかった!!!

いつか落とす命なら
私は今ここで死にたい!!!

やっと巡り合えた、気を許せる仲間を
自分のせいで傷つけたくない。

自分が生きていたら誰かが傷つく、
だから誰も私の元に来てほしくないんだ、と。

政府の力はそれほど大きなものでした。

しかし、それを聞いてもルフィは退きません。
それどころか、政府の旗を仲間に射ちおとさせます。

つまり、政府への宣戦布告です。

そしてルフィは最後に言い放ちます。

ロビン!!!

まだお前の口から聞いてねェ

「生きたいと」言えェ!!!!

IMG_7664

過去に誰も自分の存在を許してくれなかった。

「お前の存在そのものが大罪だ」

そう言われ続けた毎日。

そこで言ったルフィの言葉。

それはロビンを、内側から確実に変えた瞬間でした。

私は、、、、

生ぎたいっ!!!!

、、、!!!

私も一緒に

海へ連れてって!!!

IMG_7665

ルフィの仲間に対する無償の愛が
ロビンを変えました。

生きてもいいんだ。

ロビンの中で初めて自己愛が確立された瞬間です。

何かをしている自分だから、
何かができるから価値がある

そんなんじゃない。

逆に、

迷惑をかけるから自分には価値がない
仲間を傷つけるから自分には生きる価値がない

そんなんでもない。

人は生きていさえすればすでに100%の価値がある。

その存在は絶対的なもの。

その自己愛がルフィの仲間を想う愛によって
覚醒したシーンなんです。

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ワンピースの一場面から自己愛を見ていきました。

これはマンガの中の話だけではありません。

日常でも同じ。

親だって、先生だって、指導者だって、先輩だって、上司だって、

子供、生徒、学習者、後輩、部下に対して同じように
無償の愛を与えられるような、

そんな人たちがどんどん増えていけば
もっともっといい世の中になると思うんです。

自己愛の大切さをわかっていただけたら嬉しいです。

ありがとうございました。

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子育てに悩む親、後輩、部下を持つ会社員、塾の講師、、、 あらゆる教育者のためのブログです 体の内から爆発を!