クリエイターという視点〜子供をやる気にさせるコーチング術〜

作る 

年コーチをしていると、どうしても練習内容がマンネリ化してしまいがちです。



長い間ではなくても、一ヶ月いるだけでもだいたい選手はコーチの練習内容が読めてしまうでしょう。


確かに、あれこれといろんな練習をやっては変えて、また次に新しいのをして、、、
としていては一貫性がなく選手に不安感を募らしてしまうことも実際にあります。




しかし、毎回同じものでは飽きるのは当たり前。


よく光景にするのが選手の中でマンネリ化してしまって、本来の意図からずれてしまうことです。



例えば、
スタートダッシュを速くするという目的で10メートルダッシュの練習をしていたとしましょう。


しかし、それを何回も続けていくうちに単に走るだけの練習になってしまって
本来の「スタートを速くする」という目的が忘れ去られてしまいます。



そうなってしまってはなんのための練習なのかわからなくなります。
また、「こなす」という考えにも発展してしまうので練習の効果がほとんど成果に出ない可能性もでてきます。




それでは本末転倒。

そのときに必要なのが、

1、その度に意識させるということ

2、練習内容をクリエイトしていくという発想






1、その度ごとに意識させるということ


これはそのまま書いてある通り、練習の前に

「何のためにそれをしているのか」
「どういった目的をもってやるのか」



といったことを思い起こさせることです。



これをすることに当たって大事なことは、
コーチが目的をただ言うのではなく、選手に問いかけることです。


コーチが言ってしまっては「言われてわかる」の段階でとまってしまいます。



以前にお話しましたが、物事を習得するには段階があって

わかる<できる<教えられる


この構造が存在します。

コーチが先に言ってしまっては、「わかる」の段階でとまってしまって
選手が理解しているかどうかが曖昧になってしまいます。



また、そういった質問を日々投げかけることによって
選手が自分自身で
これは何のためにしているのか
問いかける習慣がでてきます。



理由を言える(=教えられる)ことによって「できる」の段階に持っていくことができますね。






2、練習内容をクリエイトしていく



1よりももっと大切なことがあります。
それは練習を生み出す、ということ。



どれだけ目的を意識させても、特に年が小さければ小さいほど、飽きはやってきます。
そして、選手の練習に対するモチベーションは下がっていってしまう。



そこはコーチであるあなたが一工夫を凝らす場面です。


先ほどの10メートルダッシュを取り上げるなら、

一度に走る人数を減らして選手同士を競わせてみる
ビーチフラッグのようにゴールに何かを置いてみる
野球なら、ピッチャー役を一人つけて盗塁みたいにする
ポイント制を導入してスタートが速い選手には加算する
走る前にボールを投げてスタートを速くしないと取れない状況にする、、、




などなど、いろいろと考えられますよね。

大事なのはこういった工夫をしてみようと常日頃考えておくことです。
いきなり考えろといってパッといい案がなかなか出てくるわけではありません。



練習を楽しいものに変えていく、
これが選手が意欲的に取り組める方法です。


誰だって楽しいものはやりたいと感じます。



他にも、瞬発力が必要なとき、単純に反復横とびとかをするだけではなくて、

人数や場所を制限し、鬼ごっこをやらしてみる
二人一組で片方が相手の動きを真似するミラーリングをする




いろいろと考えられますね。




コーチはそういった遊び心も必要なんです。
ただし、ここでも注意点があります。


それは、目的を忘れないこと


鬼ごっこをするからといって、負けたくないからじっと隅で隠れておく

これでは何のためにやっているのかまたわからなくなってしまいます。
そうならないために、意識付け、それから
「鬼ごっこ中は立ち止まってはいけない」みたいにルールを決めておくのがいいでしょう。






精神論だけではどうにもなりません。
練習しろ、こうやれ

それはだれだって言えること。

このブログを読んでくださっているということはそれだけコーチングに熱を持っているという証です。
そんなコーチたちが、精神論だけで突き通す人たちとは到底思えない。



常にアンテナを張って意識して、練習を楽しく意味あるものに。
それが選手たちが自立的に伸びていく一つのアプローチだと思います。







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