「ほめる」のではなく勇気を与える〜アドラー心理学による教育法〜

の記事は前回の続きとなるので、まだみていない方はこちらからどうぞ
【教育:子育て、コーチング】 褒めることによる逆効果〜アドラー心理学〜



前回ちらっと紹介したアドラー心理学。
その中で「アドラー心理学は勇気の心理学だ」と言われています。

さて、一体「勇気」とはなんなのでしょうか?



また、彼は「ほめる」ではなく「勇気付ける」ことが大切だと言います。
どういうことなんでしょうか?






ここで勇気と勇気付けの定義をみていきましょう。



勇気とは、困難を克服する活力であり、

勇気付けとは、相手が自分の力で課題を解決できるように支援することである





とされています。








勇気付けと褒めることは全く違ったものです。

例えば、子供が皿洗いをしてくれなかったのに今回はしてくれた。
そんなときに


「偉いわね、よくやってくれたわ。」

な〜んて言おうものなら次からその子供皿洗いをしなくなります。





ここを勇気付けのアプローチからすると

「たのしそうにしてるな〜」

「洗ってくれてありがとうね。」

「おれも皿洗いしたくなってきたわ。」



といったように、上から目線ではなく横からの視線で感謝をして主観や感想を述べてあげる。
これが勇気付けのアプローチです。





ここでもう一度確認すると、


上からではなく、横から目線

ほめるのではなく、感謝、主観的に、感想を述べる

相手が自分で困難を解決できるようなアプローチ



です。





では、これを次は先輩と後輩に置き換えてみてみましょう。


自分のサークルの後輩が講演会の広報に当たったので、必死にビラを作ったり、人集めを頑張っています。

そんな後輩に対してあなたはもっと頑張ってほしい。
さて、あなたならどんな声をかけますか?







、、、、、、、、









、、、、、、、、、







考えましたか?










まさか、「おーよくやってるやん、えらい、えらい。」


なんて答えは出していないでしょうね?笑




正解はいくつでもあるんですが、

「いつも一生懸命頑張ってくれてありがとうな!」

「ビラ配り毎朝必死にやっているの見ててなんか嬉しかったわ」

「ビラ配りめちゃええ感じやん!」




といったものが答えになるんじゃないでしょうか?



ぼくは常に上から目線の言葉にならないように意識しています。
たとえ一個下の後輩であっても極力そんな言葉遣いを避けています。


それは、自分が言われて嫌だから。
ぼくも、先輩に褒められることがありましたが、そのたびに不快感は残りました。
(ぼくのプライドが高かっただけかもしれませんが、、、)








では、もう一つ問題です。

そんな後輩が一生懸命作ったチラシを見るとあまり良い出来ではありませんでした。
もっと修正を加えないといけないだろうなと感じたあなたは後輩たちを呼び出し、ミーティングをします。


さて、この時にどんな言葉で状況を進めていきますか?









、、、、、、、、










、、、、、、、、










、、、、、、、、








いいですか?

答えはでましたか?









「こんなん全然あかんやんか、最初からやり直し!!」

「もっといいものを作れへんかったん?」




こう言われると、それから後輩が勇気を出して物事に取り込めなくなってしまいます。

せっかく一生懸命考えて作ったのに、頭から否定されてしまったら、じゃあ後はお前がやれよ、ってことになりますからね。





では、どんな声かけがいいのかというと

「みんな一緒懸命作ってくれてありがとう。このチラシも悪くはないんやけど、たとえば、この部分とかどうやろ?このままだと他の人が見た時に見にくいん違うかな〜」


「このチラシも全然ええよ、でもこうするともっと人が呼べるんちゃうかな!」






こんなふうに、まずは感謝や主観的にチラシを作ってくれたことに関して勇気づけをする。
(こうすることで、次にまた相手が自信をもって新しい挑戦をしようと思えるから。)


それから、完全に否定するのではなく、
理由も添えたりしながら、そのままいくとどうなるか、という最終的な終末を見せてあげる


そうすることで、じゃあどうしたらいいのか、とまた考えさせることができます。
ここで、否定してしまって終わり、では相手は考えても否定されてしまうために答えを求めようとします


答えを求めようとすることは、つまり考える時間を奪うことであり、さらに目上の人(親、上司、先輩、先生)に依存してしまいます。




それでは自発的に動く人は育てられません。
単なる、勇気くじきで終わってしまいます。




そうならないためにも、言葉を言葉を変える。
たったそれだけで全然様子が変わってきます。






では、最後の質問です。


あなたは、サッカーのコーチです。
そのチームの選手であるキャプテンがチームを勝利に導き、見事大会で優勝しました。



さて、あなたならこの選手にどのような声かけをしますか?


じっくり考えて答えを出してみてください。






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