誰にだってその人の得意なことがあります。
気づいたらやっていたこと
いつの間にか考えていたこと
自然としてしまうこと
それは大人に限らず、子供だって同じ。
もちろん自分も含めてです。
僕は「教師」とか「先生」という言葉があまり好きではありません。
教えることだけが役目じゃないからです。
確かに教えることはあるでしょう。
しかしもっと大事なのは、その子の良さを引き出してあげること。その子の武器を認めてあげること。
全ての人にはその人独自の武器があります。それは最初に言ったような事です。
でも多くの先生はそれをないがしろにして、自分色に染めようとします。
まるでその子が全て悪いような言い方をして。
間違っているよ
正しくないよ
みんなに合わせようね
そうやってその子が本来持っていた武器が消されてしまう、そんな状況をこの目で何度も見てきました。
大学生ながら、子供と接する機会は他の人の10倍以上だと思います。だからこそ、いい部分も悪い部分もたくさん目にしてきました。
ある中学の先生がおっしゃっていました。
「多くの親や先生は、子供が真っ白で何色にも染められると思っている。
でも、本当はそうじゃない。子供にはすでにその子特有の色がある。
しかしその色を他の先生や親が塗りつぶしてしまうから、子供は
潰れてしまうんだ。」
全くその通りです。
子供だからといって、何でもかんでも染めたらいいもんじゃない。
その子にはその子のカラーがあるし、それをもっと輝かせる方法があるはずです。
それは、「教える」だけではできない。「教師」であってはダメなんです。
だからこそ、コーチング。
教育者のマインドとして、相手の武器を認めてあげる、その精神が必要なんです。
相手の素晴らしさを認めて、引き出し、武器に変える。それが教育者のすべきことなんじゃないかなと思います。
いつだって教育者は脇役。
学ぶ方が主役です。
今回は短いですがここまで
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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