1度につき1個〜欲張らないコーチング術〜

手や生徒に何かを教える時、どうしてもその子供のダメなところがたくさん見えてしまいます。


それを見兼ねたコーチや先生は一度にたくさんのことを教えるのですが、それでは子供は何をしたらいいのか分からなくなってしまいます。




自分が教えられる立場になって考えてみてください。

例えば、新しいバイト先で一度にキッチンのこと、接客のこと、メニューのこと、作り方、、、、

そんなことを一度に言われたら、誰だって混乱するんじゃないでしょうか?




ましてや、相手は子供です。
予備知識も少なければ、脳のキャパも小さいです。


そんな相手に一度に多くのことを教えても身につくことはありません。




野球に例えるなら、肘の使い方、腰、足のステップ、捕球時の右手の使い方、、、
いろいろと教えたいことはあります。


しかし、そこで一気にいってしまえば子供は混乱して何を意識したらいいのか分からなくなってしまう。
結局何も意識せずいつも通り練習します。せっかく教えたのにもったいないですよね。



1回につき1つのポイント!




ぼくは少年野球のコーチもしているのですが、必ず教える時は一つに絞っています。
そして、その一つのことだけを何回もさせます。

体で覚えさすんですね。



例えば、
この前なんかはある少年がボールの捕球時に右手を遊ばせていたので、捕球時は右手を添えるように指示しました。

1回指示してもすぐにできるとは限りません。
ですから、できるまで何回も繰り返させる。何回も何回も声かけをして意識させる。


そうやってできたならやっと違うステップです。
足の運び方や、肘の使い方などその子に応じて指示を変えていったらいい。




よくあるのが、

「おい、全然形になってへんやないか、右手は添えろ!あと足の使い方も全然できてへんし肘の使い方もおかしい。」


といった感じです。

でもこれには問題がありますよね。
1つは先ほどいったように、一気に教えすぎているということ。

もう1つはそもそも教えていないことです。



「あかんやろ」と言っているだけで何をどうしたらいいのか、そんなアドバイスが一つもない。

こんなんないやろ〜とか思っているかもしれませんが、こんなコーチ世の中にたくさんいます。
本当に多いんです。




ぼくだったらこんな言い方になるでしょう。

ぼく:「う〜ん、ボールを取るときに右手が遊んじゃってるな。どうしたらいいと思う?」

選手:「わかりません。」

ぼく:「うん、取るときは右手をグローブに添えないといけないよ。」

選手:「はい。」

ぼく:「じゃあ実際にやってみて!」⇦言葉だけではなく、実際にやらしてわかっているかどうか確認する。

選手:「こんな感じです」⇦実演

ぼく:「お、そうやん、できてるやん。じゃあ最後になんで右手を添えるの?」⇦理由もしっかり聞いて教える

選手:「え、、、、」




普通なら、こうしないといけないよ、と言葉だけで終わってしまいます。
しかし、それでは意味がない。ちゃんとそれを体を使ってできるかどうか、そこが大事です。


また、なぜそんなことをするのか、ちゃんと理由をそえる
それがないと選手は意味がわからないまま練習をします。そうすると、重要性がわからないのですぐ忘れてしまいます。






はい、てことで途中からは違った話になってしまいましたが大事なのは

1回につき1ポイント

です。




一度にたくさんのことを教えたい気持ちはわかります。
しかし、一気に教えても結局すべてを吸収することはできないのでむしろ中途半端にあれもこれも意識してしまい、体のバランスが崩れます。


これは少年野球に限らず、塾で生徒に教えるときも大事なことだと言えますね。






ではこのへんで。

ありがとうございました。

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