マンガには数多くのメッセージが書かれてあります。
それは直接的に書かれてあるモノもあれば、間接的に、もしくは書いている本人にも気づかない小さな学びもあります。
僕、テスト期間中なんですが、時間を持て遊ばすのはもったいないと思って
せっせとワンピースを読んでいます笑
そこでも何か違う視点はないかなと思って読んでいたわけですが、
皆さんはこのシーンを覚えているでしょうか？
山賊がシャンクスに対して酒をぶっかけるシーンですね。
そこでシャンクスはやり返すどころか笑って過ごします。
それをルフィーは怒ります。
「なんでやりかえさないんだ！」って。
ぼくも小学生の頃にこれを読んで、なんでなんだよ！ってルフィーと同じ考えでした笑
でも、いまならシャンクスの中で何が起こっているのかがわかります。
みなさんはどう考えていますか？
これは人間関係の根本にも関わってきます。
これはアメブロのほうでお話ししたかと思いますが、
人はもともと生きているだけで１００パーセントです。
価値の意味で。
しかし、多くの人は
自分はなにかをしていないと価値がない
何かができる自分に価値がある
と考えています。
違う！
生きているだけで価値があるんです。
存在しているうちで価値があります。
あなたが街で急に倒れた時、周りの人は素通りするでしょうか？
誰か助けるはずです。
それはなぜ？
あなたを助けたら良いことがあると思ってしているわけではない。
あなたが生きているだけで価値があるから。
自分が病気で倒れた時に、看病してくれたり
入院している病室までかけよってくれる仲間や家族がいます。
それは何故かといったら自分が生きているだけで価値があるからです。
ありのままの自分が価値ある状態。
ただそれだけです。
さて、話をマンガに戻して、
シャンクスは酒をぶちまけられても平気でいます。
それは自分の価値を信じているから。
酒をかけられ、みんなに笑われても平然としている。
それはみんなに笑われている自分が価値がないんだとまったく思っていないからです。
これは日常でも起こります。
たとえば、あなたの周りで、もしくはあなた自身がからかわれたとしましょう。
それに対して激しく怒る人
無視する人
反撃する人
笑って過ごす人
いろいろとパターンは考えられますが、自分にそもそも価値があるとわかっている人はわざわざ言い返す必要もありません。
だってからかわれても自分の価値は変わらないから。
いつだって平然といられます。
しかし、自分に対して劣等コンプレックスを抱えていたり、自分に価値があると思っていない人はすぐに怒ってしまいます。
からかわれたことで自分の価値が下がると考えるから。
でも、そんなんじゃなくて何をしようが何をされようが
そもそもあなたはあなたであり、あなたの価値は変わりません。
ここからもっと深い段階にいくと、からかう人の気持ちもわかってきます。
（いじる、と、からかう、は別で考えてください）
それはからかう人も自分に価値を感じていないってこと。。
自己肯定感が低いから相手をバカにする必要がある。
そうして、相手を下げてまるで自分が相手の上に立ったような錯覚に陥るんです。
しかし結局は自己肯定感は低いままでセルフイメージも低く、
また他人をバカにしないと生きていけない。
価値を感じれないんです。
その気持ちを分かったなら、その気持ちを汲み取ってあげれたなら
たとえ、相手が自分をバカにしようとも
「はは、こいつは自分に自信がなくて俺をバカにする必要があるんだな」
と考えることができます。
そうしたらなんか可愛くなってきて、
必死なんだなって考えると愛おしくなったりする。
ぼくもそうでした。
自分に自信がなくて、価値を感じれないからせめて悪口をいって自分が偉いようにみせる。
でもそれではなにも変わらなかったんです、、、
こんなふうに俯瞰した目で見て見る
ぼくはこれを「見える化」と言っていますが、今の現状でなにが起こっているのかを一歩下がって捉えると気持ちが楽になります。
そのためには
そういった視点で物事を捉えてみる。
または
人から新しい視点を取り入れる。
そうやって「見える化」を探求することで今ままで感じなかった、
今まで見えてこなかったものが見えてきます。
そんな人に、そして
自己肯定感をもってシャンクスのように。
僕たちはそもそも１００%の存在です。
それをまずは知ること。
そしてどんどん進んでいきましょう！
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