指導者の声かけは魔法の言葉

導者の声かけであなたが変わったことはないでしょうか?

その声かけ一つで全くもって相手の伸びが変わるってことを認識しているでしょうか?

こんな声かけをしていませんか?

「おい、タラタラすんな、おそいねん」

「おまえはほんまにできひんやつやな」

「ほんと情けない、なにしててん今まで」

「ミスするなよ」

「ほんま才能ないな〜」

これらは全部アウトです。

理由は簡単。

すべてネガティブな発言だから

ネガティブな言葉は相手の心のなかにずっと残り続けます

たとえ、あなたが何も考えずに発している言葉であっても
それは聞く側にとっては大きな負担になります。
心のなかにずっと残り続けます。
それだけではなく、それを聞いた相手は自分を責めることになりますよね。

「おれはなんでこんなこともできないんだ」
「おれってほんとなさけないな」

そうやって指導者からだけでなく、自分で自分にネガティブな言葉をかけてしまいます。

そうやったらまさに負のスパイラル、、、

永遠に自分を責め続けてしまいます。

それだけ指導者の声かけって大事なんです。

じゃあどんな声かけをするべきなのか?



意識するのは、前向きな言葉

例えば、

たらたらすんな!       ⇨ キビキビいこう!

足おそいな〜         ⇨ もっと速くできるよ

国語の点ががすこしよくないな ⇨ 国語はまだまだ伸ばせられるね

こんな答えあるわけないやろ  ⇨ 解答欄を埋めようと努力したんだね

足の使い方が悪いな〜     ⇨ 今のままでもメチャいいけど、
                 足の使い方を変えたらもっとよくなるで!!

こんなふうに声かけをすこし変えるだけで全然変わってきます。

選手や生徒は、同世代の人から言われるよりも、指導者に言われた方がよっぽど傷つくんです。

だって
教えられている側からすれば、指導者は大きな存在だから。
そんな大きな存在から否定されたんなら相当凹みますよ。

まるで自分が全否定されているみたいで、なにをやってもどうせできないんじゃないか、と思ってしまいます。
ぼくも、少年野球をしていたころはほとんど否定的な言葉ばっかり浴びせられて、父にも散々言われて、

自分はダメなんじゃないか
なにをやっても無駄やんか

って自分を責めていたし、ぼくの存在を否定されている気がして死にたいなとおもったこともなんどもありました。

たった声かけです。

そのたった声かけが全然変わってきます。

否定されるより、「こうした方がもっとよくなるよ」っていわれたほうが
「よし、がんばろ!!」って気になりますよね。

指導者は本当に発する声が非常に大事です。

神経をはりめぐらせていかないといけない。
一つ一つの言葉を意識して慎重に発しないといけない

確かに大変かもしれませんが、常に意識しつづけることで
それがあなたの言葉遣いに変わっていき、自然とポジティブな発言に変わっていきます。

ぼくも昔は意識していたんですが、しばらくすると自然とでてくるようになりました。

でも、それだけ大事なことなんです。
意識を向けてみてください。



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子育てに悩む親、後輩、部下を持つ会社員、塾の講師、、、 あらゆる教育者のためのブログです 体の内から爆発を!