僕が勉強や大学のテストでもボールペンしか絶対に使わない5つの深イイ理由

は中学の時からシャーペンを極力使わないようにしていました。

高校の時の授業はほぼボールペン、
浪人の時も同じでした。
 

大学ももちろんの事、何ならテストですら
ボールペンを使っています。
(論文を書くというテストでも。)

それはただ何となく使っているのではなくて
ちゃんとした理由があります。

 
新しい視点を得てもらえたらなと思います。

 

目次

1 集中力と、対応力のアップ

ボールペンは基本消すことができません。

シャーペンならそれが可能ですが、
(もちろん修正液を使えば可能ですけど、、、)

 

それが一字一字に対する意識が変わってきます。
 

集中して話を聞かないといけないし、
先生が話を急に変えても
それに対応してノートを書かないといけない。
 
 

そこで必要になってくるのが、対応力。
 
 

そのズレをいかに修正しつつノートを取っていくか
という能力が問われています。
(「そんなこと考えたことないわ、頭おかしい」
 とかは言わないで泣)
 

そんなこと考えたことないかもしれませんが、
でも実際にやってみるとその通りです。

 

2 自分だけのミスの宝物を残す

2つ目は、ミスを残す大切さです。

 
 

なぜか、日本人はシャーペンを使って
間違ったものを消しゴムで消すクセがあります。

 
いや、もはや条件反射みたいになっているんですね。

でも、それはかなり奇妙です。

 

ちなみに外国では、そもそもシャーペンが
なかったり、消したりしません。

 
 

ミスを消すということは、自分の間違いのパターンを
知らないまま次へと進む
、ということ。

だから、僕は塾で指導するときはほとんどの場合、
生徒にゴールペンを使うように勧めています。

 

間違いを消してしまわないためです。

 
そんな大事な大事な宝物を
無くしてしまうなんてもったいない。

 
 

確かに見栄えはよくないかもしれません。
キレイなノートではないかもしれない。

 
でも、ミスを残したそのノートは、
どんなものよりも自分のミスを教えてくれる
宝物になる
んです。
 

同じ問題を日を空けて解いた時に
見返すことができれば、

同じ間違いをしているのか
それとも違う間違いをしたのか、

自分の成長度合いもわかるし
反省の材料にも使えます。

 
 

ホントに貴重な貴重なものなんですよ!

3 スピードをあげて時間短縮!

3つ目は、時間短縮です。
 

ボールペンを使うと
消さなくなります。

 

ミスしたものをいちいち消している
時間がもったいないんですよね。

 

消すなら二重線で消したら終わりです。
 

消しゴムで消したら時間もかかるし、
その摩擦で紙が破れたり、
消しカスが出て処理をしたり、
逆に黒ずみが伸びてノートが汚くなったり、

 

そんなことに時間を取られている場合じゃない。

一生懸命自分オリジナルの
ミスの宝物を消すなんて
なんとムダな時間なんでしょう笑
 

消しゴムでいちいち消している時間があるなら
もっと違うことに意識を向けるべきだし、
すぐに新しく書いたらいい。
 

 

僕が受験生の時も、数学の問題は
ボールペンで解いてました、

 

もちろん、流石に高校のテストや模試は
シャーペンを使わざるをえないですが、
問題を解いたりするときは必ずボールペン。

 

それは、さっきも言ったように
ミスを残すためでもあるし、
消す時間があるなら、1つでも多く
問題をときたいから。

 

 
仮に1回文字を消すのに
5秒かかったとしましょう。

10回ミスをしたら、もうそれだけで
1分くらいの時間がかかります。

 

時には5秒で済まず、10秒や
なんやかんやして20秒かかってしまうこともある。

そうなったら、どれだけの時間がなくなるか。

 

しかも、消している間に考えていたことが
忘れてしまったり、集中力が途切れてしまったりして
目の前の問題に集中できない時もある。

 
ペンと消しゴムを持ち変えるのもめんどくさい。
(あれ、地味にだるくないですか??笑)

 

もちろん、さっきも言ったように
シャープペンを使わないといけない時もあるし
シャーペンの方がいい場合もあります。

 

だから全てボールペンを使え、とは言いませんが
シャーペンを使う機会をだんだん減らして
ボールペンにもっと活躍してもらうようする。

 

一回ハマるとクセになりますよ!

4 記憶力向上

濃さも問題があります。
 

シャーペンを使うと薄いんです。
 

で、人っていうのはインパクトが
あるものの方が断然に覚えます

 

これまで何人も生徒を見てきて思ったのが、
筆圧が薄い生徒は成績が低い傾向にある、ということです。
 

これはそれだけやる気がないから筆圧がなくなってくる、
ということもあるかもしれませんが、

うすーく書いているのと、濃く書いているのとでは
濃く書いている方がインパクトがあるために
記憶に残りやすい
のは明らかです。
 
 

また、シャーペンって時間が経ったら消えてしまいますよね?
 

擦れたり、時間が経ったりしたら
薄いものがさらに薄くなってきて何書いているのか
わからなくなります。
 
 

5 今というリアルを生きる訓練

なんだか瞑想というか、ヨガというか
そんな言い方になってしまいましたが、
今この瞬間に集中する、

これができるのがボールペンの
力なんだと思っています。
 

消せないというリアル感
これは自分に影響を与えてくれます。
 

問題を解いている時、
何かにチャレンジしている時、
誰だってミスはある。
 

でもそれをなかったことになんてできないじゃないですか。

 

それを受け止めて次に進んでいかないといけない。
 
 

ボールペンを使っているとそんなことをふと考えます。
 
 

中学生で間違ったところを消して書き直す
生徒がたくさんいますが、

ミスは残さないとどこが間違ったのかわかりません。
 

そのあとの発展がないんです。
 
 

ボールペンを使うことによってそういった
人生に通じる姿勢を身につけれるんじゃないかなと思っています。

僕が大学のテストでボールペンを
使う理由もここにあります。

 

ボールペンを使った方が緊張感があるし、
何よりも目の前の文字に集中します。

 

他のことを考えていては
ふとした時に間違った文字を書いたり
違うことを書いたりしてしまうことがあります。

 
でも、ボールペンはそれを許さない笑

 

今やっている目の前のことに
集中するためにも、ボールペンは
大きな役割を持っている
んですね。

 

 

まとめ

最後にまとめましょう。

シャーペンにはシャーペンの良さが、
ボールペンにはボールペンの良さがあります。

 

どちらの方が優れている、ということではないし
どちらもイイものだと思います。
 

ただ、日本人はあまりにシャーペンと
消しゴムを使いすぎだと思うんですね。

 

そして僕にとってはムダだな、と思うことが
多々あるわけです。

 
だから、ボールペンを使う機会を
ちょっとでも増やしてくれたらいいし、
ミスを残す訓練もしてほしい。

 

単にボールペンがいいよ、っていうだけじゃなくて
スピードをあげたり、ミスを残してそれを使う、
という役立つ理由もあるんです。

 

今までそんなこと考えたことなかった、
という人にちょっとでも新しい視点を
提供できたらな、と思ってこの記事を書きました。

 

 

参考になれば幸いです。

関連記事

鉛筆と消しゴムの関係からみる指導者のあり方

■教育メルマガ
自身の経験を元にした教育メルマガを発行中。
 (10秒で登録できます)
教育、自己教育に関して、無料メルマガを発行しています!「マンガ ワンピース」「お笑い芸人 さんまさん」「日本の神話」「塾での経験」「少年野球での実例」「日本の偉人 吉田松陰」「人間関係の法則」「ラテン語」などいろんな題材から教育について切り込んでいます。どうぞ、立ち寄ってみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

子育てに悩む親、後輩、部下を持つ会社員、塾の講師、、、 あらゆる教育者のためのブログです 体の内から爆発を!