ワンピースで最初の方に出てくるキャラクターで
印象深いのはコビーですよね笑
いや、もっと言うとやたら太って
ブサイクなアルビダかもしれない。
インパクトありましたからね。
今回はそんな二人の話を。
コビーにしても、アルビダにしても
見方を変えたら二人とも同じ悩みを抱えていたんだと思います。
アルビダはその棍棒?を使って周りを恐怖で支配していた。
コビーはと言うと怖くて海賊に捕まって、アルビダの手下というか、
もはや奴隷のように扱われていましたね。
そんな極端な二人。
でも、同じなんです。
二人とも同じことを考えていた。
それは、
「私(おれ)は弱いやつだ。」
ということ。
二人の行動の原因をもっと奥深くから見てみると
自然と見えてくるものがある。
どちらも「怖い」「自信がない」「弱い」
そんな感情が二人を支配していたんだと思います。
アルビダは、自分に自信がないから
力を行使して周りを支配して自分に力を感じようとしていた。
本当に自分が強い、自信がある、と思っていたなら
力による支配はしなかったでしょう。
だってそんなことをする必要はないから。
コビーはというと、自分に自信がなくて
自分なんか欲を満たしてはいけない、と思っていた。
だから、ずっと作り笑いをして
アルビダに媚を売っていたんですね。
でも、作り笑いをすればするほど、
ますますコビーはアルビダに軽く扱われる。
もしコビーが作り笑いをぜず、せめて普通に働いていたとしたら。
違った生活をしていたのかもしれません。
もしかしたらもう少しマシな扱いを受けていたかもしれないし、
海賊の仲間から裏切られることもなかったのかもしれない。
ここからいじめっ子といじめられっ子の本質が見えてくると思います。
いじめる人も、結局は自信がないからいじめる。
いじめて力を感じたいんです。
だって力とか自信とか、そんなものはもっていない
と思っているから。
いじめられっ子は逆に力なんて持ってはいけないと思っているから
やられてもやり返さないし、言いたいことも言えない。
俺なんて、僕なんて、、、
って思いがある。
一緒なんです。
根本では一緒。
そこに目を向けてあげられるかどうか。
指導者がそこを理解して子供に無条件の愛を注げるかどうか。
そこが問われるところですね。
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