生徒の「やる気スイッチ」なんて常に”そこ”にある

子供が勉強

こんにちは

久次米智です。

昨日は塾で授業をしていました。

僕は基本的に中学は全教科、
高校では数学、英語、国語をメインに教えています。

昨日は中学3年生になる生徒でした。

英語の予習で、普段はおとなしく勉強もあまり好きではない。

で、テーマが「道案内」だったんですね。

本文はこんな感じ。

A:Excuse me.
Could you tell me how to get to the castle?

B:Well, go down this street and turn left at the bank.

A:Turn left at the bank.

B:Yes. You’ll see it on your right.

懐かしいですね。

まあ、今年から教科書が変わるので内容は若干変わりますが、
だいたい同じだと思います。

あなたならどうしますか?

個別なら、普通なら教科書の内容を勉強して
そのあと問題を解く、で終わりです。

でも、そんなの面白いですか?笑

絶対面白くないですよ。

僕がいつも意識しているのが、

楽しい

って思って思えること。

結局楽しかったら勉強します。

やります。

だから、教科書をちょろっとやって問題を解くんじゃなくて、
本文を気持ちを込めながら役を演じてみたり(生徒と一緒に)

今回の範囲だったら、実際に紙に地図を書いて
英語で案内してもらったり、

逆に僕が英語で話してどこに行きたいのか当ててもらったり

そうやって学んだ知識を使っていけば勝手に覚えていきます。

英語自体を考えるからいけない。

話してナンボだし、伝わる喜びを感じて欲しいし
そして何よりも英語を楽しい、と思って欲しい。

だから、そのためならいくらでも工夫します。

僕の授業では結構生徒を立たせたりします。
(たまに筋トレもしますww)

それは英語は座って使うものじゃないから。

だから立ってもらって実際にジェスチャーを入れてもらって
体で英語を習得してもらう。

その方が断然覚えるし、身になるし、楽しい。

でも、みんなの中でこんな固定概念があるんです。

「塾は座って勉強するところ。」

違う違う笑

そんなわけないやんか。

そんな固定概念を崩していくと、はじめは生徒側に抵抗があります。

「え、塾でなんで立たなあかんの!!」

って笑

でも、何が正しいとか、何が間違っているとか、
そんなんよりも、

何が楽しくて、どうやったら身につくのか

を指導する側は考えないといけない。

相手が楽しくなってきたら勝手に勉強するって。

ね?

じゃあ、指導する側も楽しくなるし、やりやすい。

いやいや勉強している生徒を僕は見たくないです。

僕まで嫌になってしまう。

さっきの生徒は部活もあってか、しんどそうにしていました。

でも、気づいたら笑顔が増えて、やる気になっている。

おまけに、

「ちょ、さっきの英語もう一回いってよ!」

ってアンコールを求める始末、、、

誰でもやる気って持ってるし、ただそれが発動していないだけ。

ゲームと同じ。

楽しいからゲームをする。

じゃあ楽しかったら勉強もするんです。

もともと勉強って昔の暇な人が暇つぶしとして作ったものですからね^^

どうやったら楽しくなるか
それをずっと研究していく。

それ自体が楽しいです。

そして実験しつつ、いいものは採用して
もっといいものがないか探して作ってせっせと試す。

その繰り返しだなって思います。

さてと、今日も授業楽しもう。

 

子供が勉強
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子育てに悩む親、後輩、部下を持つ会社員、塾の講師、、、 あらゆる教育者のためのブログです 体の内から爆発を!