イタチ、、、
僕は個人的にナルトの中で一番好きです。
なんだか似たものを感じるんですよね。
彼を最初に見た瞬間から
何かを感じ取りました。
ま、そんなことはいいのですが、
今回はイタチが気付いてカブトが
気づかなかった大切なことがあります。
イタチとカブトはどちらも
深い闇を持った者同士。
お互いスパイとして育てられ
「本当の自分が何なのか?」
それがわからなってしまうほど深い闇に落ちた。
カブトにとって名前は記号
メガネはただの道具。
イタチもスパイ活動のため
一族を(弟を除いて)全て消去。
そんなことをすれば自分を見失っても
当然とでも言えましょうか。
ここであるシーンがあります。
カブトは尊敬している大蛇丸を自らの体に取り込んだんですね。
で、ここでイタチが言います。
カブト、、、
お前は大蛇丸じゃない尊敬している存在を真似るのはいい、、、
だがその存在に己を同一化するなお前が、、、
その存在そのものになれるわけではない
ここでカブトはこう切り返します。
人の多くは何をするにも
まず真似ごとから入るものだよサスケくんが君を
真似していたように
確かにそうではあります。
僕だって真似するし、真似されてきました。
それは普通のこと。
でも、真似をして自分の価値を上げるのは違う。
どれだけ尊敬していても、自分はその人自身にはなれません。
そしてあなたの価値は自分だけのもの。
イタチが言うように、
その行為は己が
成長するための過程だ!お前のように
己を偽るための
衣として使うな!自分自身の値打ちを
賞賛に値するものに結びつけ自分の存在意義を
見出そうとしても
そこには何もない
そして一番大事な言葉を言い放ちます。
嘘をついて己をごまかすな
己自身を認めてやることが
できない奴は失敗する
自分がどれだけ凄いかなんて、価値があるかなんて
他人の賞賛で決めるものではないんですよね。
ましてや、あの人がしているから自分も!
と大して興味のないことをしても意味がない。
大事なのは、すでにあなたには価値があるし
存在しているだけで価値ある人だし、
誰にもなれない「あなた」であるってことを
知ることなんですよ。
誰にもなれないけれど、同時に
誰も「あなた」にはなれない。
ないものにフォーカスではなくて、
あるものに目を向ける。
大丈夫、もうすでにあなたは
素晴らしい人ですから。
ブログではどうしても不特定多数に
なってしまいますが、それでも
この記事を書くときは個人個人の顔を
思い浮かべて書いています。
この人に届いたらいいな〜
気持ちが届いたらな〜
そんな思いを持って書いている。
カブトみたいにならないでください。
イタチがサスケに残した言葉。
それは僕たちにも当てはまります。
自分で自分を認めてあげる。
また更新します。
[…] うちはイタチ(61巻) 引用元:http://eduplotion.com/1511.htmll […]
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