このブログでは非日常を体験せよ、と何度もいってきていますが、だからと言って日常がダメだというわけではありません。
日常、非日常は表裏一体の関係で、片方だけでもいけない、そういったものです。
両方あって一つなんですね。
今回は「自己教育」として日常を取り上げていきます。
非日常を経験することでいろんなきっかけが生まれることはわかっていると思います。
しかし、非日常では決して味わえない、身につけられないものがあります。
それは「深さ」。
今まで行ったことのないところに行ってみた
自分の国を飛び出してみた
あったことのない人に出会った
これらは全て非日常に分類されるわけですが、これらで得られるものは
経験、機会、視点です。
同じところにいては決して見えてこなかったものがそこにはあります。しかし、これはあなたの可能性を広げてくれますが、力を加えることにはなりません。それだけでは武器にはならないってことです。
思い返してみてください。
あなたは学校で先生に新しい世界を提示されてきました。
いろんな教科に触れたり、フィールドワークをしたり、、、
しかし、それらを吸収できたのは紛れもなく日常のはずです。日常(家や塾)で勉強し、復習しそれを使ってあなたの武器となっていったんです。
セミナーでも同じ。
いくらセミナーにいってもそれで勉強した満足していては何もならないんです。それではただの聴講。「あ〜そんなのもあるのか〜」で終わります。
本当に自分を変えてくれるのはそのセミナーから学んだことを練習し、勉強し、深めて実践する日常。
留学も同じ。
留学にいって英語はのびるわけではないと何度もいってきましたが、結局英語力を伸ばすのは日常です。
誰かと話して新しい言葉を知った。それを復習し、覚えて、使う機会があるのは間違いなく地味な日常。
僕は留学でいろんな経験をさせてもらいましたが、それを自分のものとしたのは家や図書館での勉強であり、会話表現をアウトプットする機会だったのは友達とたわいない話をする日常でした。
またTOEFLやTOEICの点数を上げてくれるのも間違いなくこの日常です。
非日常を横視点とするなら日常は縦視点です。
可能性という横への広がりを非日常として、それを深める日常は縦方向。
イメージはこんなんです。https://www.evernote.com/l/AlNzCzc1gn9Dp5otv7CKES66HiTBEkSiTas
どちらが良いとかではなく、どちらも大事。
あまりにも日々が同じことの繰り返しなら、非日常をどんどん経験することが大事ですし、「非日常が大事だ」、と聞いたから考えなしに非日常ばっかりを経験するのもどうかと思います。それを深める時間があるからこそ、その経験が自分の武器に変わっていく。
非日常を深める日常
なんなら今まで非日常だったものを日常に変えていくのも一つの手だと思います。
参考になると嬉しいです。
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ありがとうございました。
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