「勉強リバウンド」
皆さんはこの言葉を聞いたことがありますか？
実はこれはダイエットでありがちな言葉なんですが、
勉強にも同じように「リバウンド」があるんです。
結論から先に言うなら、受験が終わってから
「よし、もうこれで思い切り遊べるぞ！」
と思っていて気を緩めると、高校に入って大変なことになるんですね。
ということで、今日はそこの話を
詳しくしていきたいと思います。
勉強のリバウンドって！？
リバウンドと言うのは、例えば、ボールを投げると
跳ね返ってくることを言ったりするし、
また薬を使ったあとに病状が悪化したりすることなんです。
よく使われるのが、ダイエットのときです。
ダイエットでせっかく体重を減らすことができたのに、
そこから気を緩めてしまって
「気づいたら元の体重に戻ってた、、、」ってなってしまうやつ。
いや〜、嫌ですよね笑
せっかく体重を減らせられたのに、気づいたら元どおりって、、、。
でも勉強でも実際にあるんです。
きっとほとんどに受験生が受験が終わると
「よっしゃ〜、もう勉強しやんでいいぞ！ 遊んでやる！！」
って張り切ると思います。（そうじゃない人もいるかもしれませんが。）
で、春休みを思いっきり満喫するんですが（別に遊ぶこと自体はOK！）、
今まで一生懸命勉強していたのにその習慣を急に
やめてしまうと、リバウンドが起こってしまいます。
それでどうなるかというと、簡単にいうと
脳のパフォーマンスが下がってしまうんですよ。
だからよくあるのが、高校に入って勉強しよう、
と思っても全然頭が働かなくて、
気づいたらクラスの下の方になっていた、、、
出遅れてしまって、やる気がなくなってしまった、、、
ってやつです。
最高のスタートダッシュを切れ！
僕は進学校の高校に入れたんですが
はっきり言って内申点で稼いでいました。
だから実力ではみんなに負ける、とわかっていたので
なんとかして春休みにその差を埋めないと、って必死だったんですね。
そうして春休みに受験が終わってからも
コツコツと勉強を続けていました。
（負けず嫌いと、みんなにバカにされたくない一心で、、、笑）
そうやって高校に入ってみんなに当日点を聞くと
20点も30点も違ったりしてたんです。
いや、流石にショックでしたねw
でも、わかってはいたので、変わることなく
ちょっとずつ勉強を続けていました。
そうすると、高校最初のテストで
まさかの上の方にランクインしてしまって
みんなから「こいつは賢いぞ」と思われてしまったんです。
でも、この誤算が僕を成長させてくれました。
みんなが、こいつ賢い、を思ってくれたおかげで
僕のセルフイメージがガラッと変わりました。
セルフイメージとは、自分が自分に持っている
イメージのことです。
セルフイメージが変わると、その自分をなんとか死守したくて
賢いポジションを維持したい、という考えに変わったんですね。
これで僕の勉強に対するイメージも変わったわけです。
リバウンドを無くして、高校生活をぶっちぎるために
じゃあ、どうしたらリバウンドを無くしたらいいの
と言われたら、簡単に言えば勉強すること、です。
別に受験生のようにもう勉強しよう
なんてことではありません。
単に量は減らしても、ちょっとずつちょっとずつ
勉強を続けていく、ってことです。
50メートル走を考えてください。
走ってゴールした後に
すぐ止まったりしますか？
そのまましばらくはゆっくり走ってスピードを
落としていくと思います。
勉強もそんな感じです。
急にやめるんじゃなくて、ちょっとずつ落としていく
そして高校に向けてちょっとだけ頑張る。
１日30分でもいい。
１日10分でもいい。
その「ちょっと」を大事にしてください。
そうすれば、リバウンドもなく
高校生活をあるいは大学生活を送ることができますから。
では。
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